#norelated #contents #br **A4用紙で封筒を作る [#e7c81729] ネット上で検索してみれば、A4用紙で封筒を作るテンプレートなどは存在する。これらは基本的に縦型封筒を基本としており、プリントアウトしたA4用紙を型紙としてハサミやカッターで切り抜かなければならないのがほとんどであろう。どう考えても制作工程は面倒だ。 #br そこで切り張りは不要で、折り線にそって折るだけで完成するA4用紙を使った封筒作成であり、しかもA4用紙の四つ折りがキチンと入る封筒を紹介したい。これは知り合いのデザイナーから教えてもらったのだが、作成に"慣れれば"なかなかに使える方法だ。 #br **試してみる [#m6b24b8e] まずA4用紙にプリントアウトしたのが下記の写真である。 #br #ref(2ori_fuutou.png,center,nolink,プリントアウトした用紙); #br かなり見にくいと思う。テスト用にPDFファイルを準備したので、ダウンロードし解凍してプリントアウトしていただきたい。プリントアウトする場合、印刷プロパティーに出てくる「用紙サイズに合わせてページを縮小」のチェックをはずすこと。 #br -制作テスト用テンプレート(PDFファイル、ZIP圧縮) #ref(2ori_fuutou.zip) #br **制作手順 [#n0bf771c] プリントアウトできたら、さっそく折りたたんでみよう。 ***1.準備 [#uf0b6cc9] プリントアウトした状態から、用紙を裏返しておく。 #br #ref(tec01.jpg,center,nolink,プリントアウトした用紙); #br ***2.右側を谷折 [#x076f9d4] 折り線は裏側となるが、マル1の指示に従って右側を内側に折りこむ。 #br #ref(tec02.jpg,center,nolink,右側の折りこみ); #br ***3.下側を谷折 [#c573470e] 下側にあるマル2の指示に従って下側を内側に折りこむ。このときマル1のアミ線部分をノリ付けする。 #br #ref(tec03.jpg,center,nolink,下側の折りこみ); #br ***4.左側を谷折 [#g00a5d32] 左側にあるマル3の指示に従って左側を内側に折りこむ。このときマル2のアミ線部分をノリ付けする。 #br #ref(tec04.jpg,center,nolink,左側の折りこみ); #br ***5.上側を谷折 [#d651f162] 上側にある折り線に従って上側を内側に折りこむ。 #br #ref(tec05.jpg,center,nolink,上側の折りこみ); #br テスト制作だから必要はないが、実際に使用する場合、&color(red){封入する用紙はこの段階で入れる};。 #br ***6.封をノリ付け [#if939e6a] 上側のヘリを通常の封筒のようにノリ付けする。 #br #ref(tec06.jpg,center,nolink,ヘリをノリ付け上側の折りこみ); #br めでたく完成だ。 #ref(tec07.jpg,center,nolink,完成した状態); #br **テンプレートのダウンロード [#pdfdff38] 面倒だと思いきや、実際にやってみると意外と簡単にできてしまう。このテンプレートがあれば自分でデザインしたオリジナル封筒が作れるし、用紙も色紙や和紙などさまざまなものが使えるため、受け取った相手も驚かすことができるだろう。 #br テンプレートを準備したので、ダウンロードして試してはどうだろう。これを元に住所が入っている部分を自分の住所に書き換え、真ん中に相手のあて先を書き込めば完成する。さらにデザインに凝ってみたい方は、自由にキャラクターだの背景模様などを入れればいいだけだ。 #br このテンプレートは[[OpenOffice.org>http://ja.openoffice.org/]]((オープンオフィスはワープロや表計算・プレゼンツールなどを統合したオフィスソフトで、無料で入手できます。詳しくは公式サイト[http://ja.openoffice.org/]をご覧いただき別途インストールして欲しい。))のDrawで制作している。テンプレートファイルを開くには、この無料ソフトである[[OpenOffice.org>http://ja.openoffice.org/]]が必要。 #br -A4用紙封筒テンプレート(odgファイル、ZIP圧縮) #ref(2ori_fuutou.zip) #br **コメント [#wf4f6231] #comment_nospam