ブルワーカーは良いとは思う。だけどやっていれば、まずあきてしまう。だからきちがいになってやっていた時期のブルワーカートレーニングも、上の指向のトレーニング展開を目指しているだけで終わってしまった。
この時はアイソニックで1〜42までのトレーニングを2回やっていた。こうなると身体の節々にガタが来る。で、続けるのがつらくなりやめてしまう。120週ほどまで続けたが、ちょっと休もうが、そのまま何年にもなってしまった。
いろいろな人の意見を聞いてみれば、ブルワーカートレーニングはあくまでサブトレーニングということだ。ネット上にはあのブルース・リーもブルワーカーを行っていたという記事があるけど、これも新たな技の開発のためのサブトレーニングと考えられる。
ならば、こちらのメインはランニングなので、ブルワーカーはあくまでサブトレーニングとしての展開を図ればいいわけだ。
ブルワーカーを買うと、トレーニング案などなどを記載した小冊子が付いてくる。初心に帰って改めて読んでみると、強弱をつけたトレーニングが出てるので、これを参考とする。ここで得られた結論は、次の通り。
ブルワーカートレーニングは週単位でのトレーニングなので、週単位に直せば次のようになる。なお、トレーニングはすべてアイソメトリック。
週 | トレーニング内容 |
1〜20週 | アップ30回、1〜26、ダウン30回 |
21〜22週 | アップ30回、1〜26に毎日27〜42までを2個づつ加える、ダウン30回 |
23〜24週 | アップ30回、1〜47、ダウン30回 |
この1〜24週までを1セッションととらえ、あとはこの繰り返しとなる。この記事を書いている時点で50週間に達しているから、ほぼ1年弱を経過したことになる。またこうしたトレーニングは、2〜3年かにわたってともかく”続ける”ということが必要だ。
自分でのトレーニングのメインはランニングだ。これにブルワーカーでの効果はあったのか。はい、ありました。
走っていると、ある時ポンと一単位伸びるように距離が伸びてくる。例えば、30分間の時間走でランニングしたとする。2〜3カ月すると、同じ時間での走行距離がグンと伸びてくる。「いままでは、ここまでの距離しか走れなかったのに・・・」と、こんな気分になってくる。
ランニングをやっている人なら分かるだろうが、同じ時間を走ってあるとき距離が急に伸びてくる感覚。こればかりは走っている人にしか分からないだろう。ブルワーカーをやっていれば、この感覚が通常より短い期間で実感できるのだ。通常トレーニングを行っていても同じ感覚は得られるが、トレーニング成果としての距離や時間、その間隔などワンランク上を行く。
まぁ、長期間やっていれば成長もだんだんわずかになってくる。だけど、この感覚を短い期間で味わえるのが楽しいのだった。
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